凍結丸太の製材

当社は、北海道という寒冷な気候の地にあり、凍結した丸太を夏のように製材したいという、顧客の要望に応える事が、積年の問題としてありました。
帯鋸による凍結丸太の製材は、挽き曲がりの原因を極力低下させる事が重要で、以下2点がポイントとなります。

歪の低減

帯鋸は、刃先(アサリ)の幅を通り道として地金が通過しますが、通り道が狭い(アサリ幅が狭い)と、地金と製品が接触し挽き曲がりを誘発します。
帯鋸の地金に歪があると、接触し易いので、当社では、歪を0.03mm以下に抑えています。人間では不可能なので、全自動機歪取機にて行います。

底アサリ

真冬の凍結材は、切削直後の大鋸屑が製材面に付着し、帯鋸地金を締め付けます。
大鋸屑が製材面に付着するのを防ぐ為には、大鋸屑を後ろに逃がさず前方で排出する。大鋸屑の逃げ口を塞ぎ、丸太の外へ排出する為に、アサリに下に第二アサリを設けます。
昔は鋸屋がタガネとハンマーで打ちつけていましたが、大きさがバラバラで非効率なので当センターでは全自動機にて行い、誤差を最小限に留めることで正確な切削を可能にしています。

アサリ正面からの撮影
底アサリ